ローマ観光の次の日に、
郊外の街オルヴィエートに行きました。
オルヴィエートは「世界一美しい丘上都市」という別名を持つ、
中世の街並みが残る素敵な街です。
実はオルヴィエートは今回の旅の最大の目的地である場所への通過点なのですが、
1〜2時間の滞在では惜しいほど想像以上に美しい街でした。
何より度肝を抜かれたのが、
巨大で荘厳なドゥオーモ。
街自体の規模はそれほど大きくないので、
中規模なドゥオーモを想像していたのですが、
これが見事に裏切られました。
路地を進んで行くと突然目の前に現れたドゥオーモは、
ミラノやフィレンツェのものと匹敵するのではと思うほど素晴らしかったです。
なんでも300年もの長い歳月をかけて造られたのだとか。

ドゥオーモに圧倒されて立ち尽くしていると、
友達が誇らしげに「これがイタリアだよ。これが自分の国だ」と言っていて、
今まで日本の何かを心底誇らしく思った経験がなかったので、
こんな風に堂々と自分の国を誇れるのは素晴らしいなと思いました。
ドゥオーモの中に入ってみると、
その装飾はもうなんというか狂気すら感じました。
(よくこんなものを造ろうと思ったな、
イタリア人って変態的に凝り性なのでは...)
なんてことを思わずにはいられないほどの圧倒的な内装でした。
「イタリア人ってなんなの?
なんでこんなすごいものを造るの?しかも何個も!」
と一生懸命友達に驚きを伝えたら、
アハハと爽やかに笑っていました。
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