シラクーサへ

マルタにいた間に何度かイタリアに行きました。

マルタからヨーロッパ各国へは航空券が安いので、

これを機会に色々な国に行こうと思っていましたが、

イタリアへの愛が強過ぎて結局行き先は全部イタリアになりました。

マテーラについてはもう書きましたが、

シラクーサとローマ近辺についてイタリア思い出編みたいな感じで書こうと思います。

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6月中旬、シチリア島の南東海沿いにある街シラクーサへ行きました。

シチリア島は初上陸だったのでなるべく治安の良さそうな街が良かったのと、

モニカ・ベルッチ主演の大好きな映画「マレーナ」の舞台がシラクーサだったので、これは行ってみなければと予定を立てました。

カターニアにあるフォンタナ・ロッサ空港からシラクーサへのバスに乗り、

車内から市内を見ていると、

これまで行ったイタリアの各都市よりもどことなく暗いというか、

落書きもよく目についたので若干緊張が走ります。

終点の小さなバス停で降りて、

少しドキドキしながらホテルがあるオルティージャ島を目指して歩いていると本土と島を結ぶ橋にさしかかり、

そこから雰囲気がガラッと明るく変わりました。

オルティージャ島はかなり観光化されていて、

きれいな街並みの中を人々がリラックスした様子でのんびり歩いていました。

2005年に世界遺産に登録されてからリゾート観光地になったそうです。

遺跡など有名な観光地は主に本土の方にあるのですが、

こちらには大聖堂やバロック様式の建物に囲まれた美しい広場などがあり、

散歩しているだけでも楽しくずっとブラブラ徘徊していました。

一人で旅行する時は大体食事は適当になりますが、

今回は珍しくレストランにも入り、

ピスタチオのパスタを食べながらワインを飲んだりもしました。

生ハムとチーズの盛り合わせ的なものを頼んだつもりが、

メニューがきちんと読めてなくてでっかいパニーノが来たりしましたが、

どれもこれもとても美味しかったです。

食べきれなかったパニーノの持ち帰りを頼むと、

ウインクとともに丁寧に包んでくれたそんなオススメのお店はこちらです。

A Putia（Via Roma,8）

シラクーサ編続きます。