先週末、マルタではイースターでした。
グッドフライデーと呼ばれる金曜日は、
キリストが磔刑された日を記念して各町で行進が行われていました。
私は金曜日の行進をゴゾ島で見ましたが、
行進の概念を覆されるような悲壮感漂う静かで厳かな行進で、
ブラスバンドはもちろん観客も黒を基調にした服を着ていました。
そしてゆっくりゆっくり時間をかけて行進していく様子は興味深かったです。
一方、3日後の日曜日はキリストが復活した記念日なので、
町中がお祭り騒ぎになっていました。
日曜日の行進はパオラという町で見ましたが、
町中の人が集まって担がれたキリスト像とブラスバンドを囲み、
鼓膜が破れるような花火とともに賑やかに祝っていました。
ホームステイ先でも日本にはない習慣を見ることができました。
ホストマザーがイースターに向けてカラフルな卵をたくさん作っていて、
この卵の作り方が面白いのです。
色々な柄が描かれた筒状になっているビニールシートのようなものを卵に被せ、
それを茹でるとあら不思議、綺麗な柄入り卵ができるのです。
マルタの人はこんな風にイースターを祝っているのだなと、
その習慣に触れることができて良い週末でした。
日本でもお弁当作るママに売れそうですね(=・ω・=)