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  • mihonozaki

子猫レスキュー隊

ある日Thomasina Cat Sanctuaryに行った時、

スタッフが来るのを待っていると小さな男の子とお母さんがやって来ました。

どうやら男の子もボランティアをしに来たようで、

スタッフが来るまで一緒に待っていることになりました。

(お母さんは見知らぬ日本人に男の子を預けて心配そうに仕事へ。)

男の子はジェイクという名前で、歳は10歳くらいでしょうか。

とにかく本当によく喋る子で、

話が半分も伝わっていない私に自分のことを喋り続けていました。

私が日本人だとわかると「Pokemon!!」と興奮して、

スマホに入っているポケモンアプリを見せてくれました。

かわいいです。


ジェイクと私は庭でくつろぐ猫を見ながらスタッフを待っていたのですが、

彼が突然「Kitten!」と叫んだので視線の先を見てみると、

黒っぽい小さなものがモコっと動くのが見えました。

なんと小さな子猫がブロックの陰に隠れていたのです...!

ジェイクと私は大興奮。

大人猫たちも異変に気付いて集まって来て、

時々子猫をつついたりするので、

私たちは金網越しにそれは必死に子猫を守ろうとしました。

ジェイクは「No! No!」と言いながら金網を揺らし、

私はフーフー息を吹きかけて大人猫を追い払い、

はたから見たらとても滑稽だったと思います。


奮闘すること15分ちょっと、

やっとスタッフがやって来て子猫を救出してくれました。

ジェイクは満足気に私に目配せをして、

「僕たちは子猫レスキュー隊だね!」みたいなことを言い、

我々はハイタッチで任務遂行を祝ったのです。

なんとも面白い出会いでした。



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